ジャパンソーシャルデザイン(株)羽室さんに来所いただき、悠々で初となるワークショップを開催。
(作業の関係で最後まで参加できなかった方もいました)
★みんなで「森の自然」の絵を描いて一つのアート作品を作ろう!という取り組みに参加。
場所は悠々工房の食堂。初めての取り組みに緊張気味の利用者の皆さん。
東京から来た先生は、全身ブラックのコーデ。言葉のイントネーションも軽やかで、都会的な風が吹いていました。
参加者の利用者さんは何か圧倒されてしまったのか、しばしだんまりでどうも困った状態でぎこちなくスタート。
だがしかし、10分後には羽室マジックにかかってしまいました!
普段は、全く絵を描くということのない生活をされている皆さんなのに、あら不思議!!
羽室さんのまーるいメガネの下の優しいまなざしと、穏やかなトーンの声掛けに、自然にフェルトペンがさらさらと動き始めたではありませんか!?(驚)
見本を見ながらでOK…、自分なりの表現でOK…、何でも自由に描いてOK…、上手い下手は考えなくてOK…などなど
利用者の皆さんがリラックスできるような優しい声掛けの連発。そして、描いている皆さんにどんどん近づいて、「そうそう!いいね!」…
まるで何かの術にでもかかっているかのように、次々にオリジナルのアートが生み出されていきました。
「いいね~」「すごくいいね~」「すてきだね~」「おもしろいね~」「すきだな~」「かわいいね~」「すばらしい~」…
皆さんの描いたアートを見回りながら、プラス言葉のシャワー攻めをされる羽室さん。全部の作品に目を通されて、全部にコメント!
どんどんと描くことにハマっていく皆さん、盛り上がるワークショップを目のあたりに、私たち職員も感動の時間を過ごしました。
今後、皆さんのアートから何かの作品作りにつながれば、こんな素敵なことはないですね。今からワクワクが止まらない私です。
羽室さんの「アートとは、自分らしく自由に描くことで、正解はない。」という言葉が印象に残る。
R6.3.4